ABOUT OEM
OEM事業について
大手メーカーのモノづくりをDNAに、
技術追求で応え続ける千石OEM
日本の大手メーカーをはじめとする様々な企業さまからの製造委託を受けながら事業領域を広げ、
千石 は 1953 年から長きに 渡って技術力と製造力を高め続けてきました。
数多の企業さまの理想に向き合い、多種多様なモノづくりに携わる中で、ひたむきに進化を重ねることで、
国内最大手メーカーの最上級ブランドの O E M をご依頼いただけるまでになりました。
O E M 事業の成長は、「選ばれるための技術追求」の歴史。
その経験と実績がまた次の挑戦へと広がり、お客さまからの信頼や期待につながる大切な土台であると考えています。
【OEMの実績】
一貫生産、量産化
クライアントにとっての
付加価値最大化を考える
こだわりの「量産化までできる一貫生産体制」
設計・開発から製造まですべてに目が届く一貫生産で、
量産化まで対応し、全部署が一丸となって
きめ細やかで柔軟性のある
モノづくりを実現しています。
【OEMの製造実績】
2017年~2021年実績
プロセス
量産化プロセス
「一貫した加工」を自社で完結できる
体制・設備が整っています。
【「金型」から高生産を生み出します】
私たちはモノづくりの原点である
金型の設計・製作も自社で行っています。
- 大型ワイヤーカット放電加工機の導入により大きな金型の加工も対応可能です。
- 量産金型のメンテナンスも社内にて行っているので、突発的なトラブルにも即対応できます。
- 「不良の発生がしにくい・生産しやすい・安全な」金型製作を行い、高品質・ 低コスト・短納期を図るためのさらなる自動化・合理化などを積極的に推進しています。
【日本・中国・フィリピン、多様な製造拠点】
設計段階から量産化を考慮した様々な調整を盛り込み、
日本・中国・フィリピンに構える製造拠点の中から最適な生産工場(すべて自社工場)を見極めて、
高品質はもちろん短納期にも対応できる体制を整えています。
企画・提案力
プラスα以上の価値を生むモノづくり
■「3つの目線」から価値向上に取り組みます
私たちは徹底的に、「お客さまが求めているものを実現するための最適な方法」を追求します。
機能、品質、コスト、使い勝手、デザイン、あらゆる要素を「メーカーの目線」と「ユーザーの目線」に立って思考し、「モノづくりの専門家」としての知見と経験と技術をもって千石の付加価値をご提供します。
■「本物の自分ゴト化」から生まれる提案
多種多様なお客さまからの、多種多様なニーズに一つひとつ応えながらOEMを磨いてきたことで技術とともに培われたもの。
それは、「本物の自分ゴト化」です。
ただ要望に従うのではなく、コストコントロールにつながる部品や製造方法を検討してご提案したり、お客さまの理想をカタチにしてそれを量産するにはどんな取捨選択が必要なのかをお客さまとワンチームになって綿密にすり合わせていきます。
設計力・探究心
つくる「前」から、製品を磨く。
■ 理想をあきらめず、量産までを見込んだ設計
クライアントの理想のカタチをどうしたら量産というカタチで実現できるか設計段階から向き合います。
本質的なニーズを汲み取り、代替案のデザイン、設計をご提案しながら理想を実現していきます。
■ 海外の規格にも対応する設計
設計の段階から、日本の規格だけに対応するのではなく、海外の規格認証にも通るような設計を想定。
お客さまの将来的な販路拡大の可能性を広げ、スピード感をもった海外展開の実現につなげるなど、大きな視野でクライアント利益に貢献します。
■ 設計フローに「構造解析ソフト」を導入
プロトタイプをつくる設計段階にて、様々なシミュレーションを解析し、熱伝導や流体分析、強度解析などを通じて、製品の性能と機能を計算していきます。
モノづくりの上流での分析は、さらなる品質の向上やコスト削減、納期の短縮のほか、より一層「理想」をカタチにしていくことができるようになります。
製造技術・製造体制
千石の総合力で、進化する量産化技術・体制
■ 量産化にも、磨きをかける。
一貫生産ができても大量生産までしっかりと対応するのは難しいことです。
千石では、これまでのOEMの歴史で培ってきたノウハウや技術力・製造力のあくなき追求をもとに、量産化技術の向上にも注力しています。
成功の理由
自社ブランドの成功とOEMのつながり
マスメリットの最大化
OEM・部品事業で培ったノウハウを更に磨き上げ、自社ブランド商品(として)の価値創造に繋げる。
それがまたお客さまからの信頼感・安心感に繋がり、OEM・部品事業の仕事として返ってくる、
そして、自社ブランド商品で培ったノウハウも同じくOEM・部品事業に活かされる、という循環を絶えず行っていくことで事業全体、経営基盤の強化に繋げています。
「自社で工場を持ち、自分たちでつくる」
この新たな「アラジン」ブランドが多くのファンを獲得し、様々な商品展開をしながら事業として好調に成長できているのは、OEMで重ねてき
た経験と技術追求、マスメリットを最大化させる量産力、そして多くの大手メーカーさまから学んだエッセンス。
これらのすべてが、自社ブランドの開発力・生産力・販売力などに大きく貢献しています。
【これからと、未来の話】
モノづくりの個別化、国内生産への需要の高まり。
新たな時代に、もっと寄り添っていける製造業へ。
個人の一人ひとりの希望に沿ったモノづくりがクローズアップされるようになり、
今後ますます個別化の時代は進んでいくと予想されています。
千石では、量産化だけでなく、個別化にも対応した、よりきめ細やかで技術のあるモノづくりにも対応いたします。
新型コロナウイルスにおける世界的パンデミックでは、海外工場だけに偏ったモノづくりのデメリットも浮き彫りになりました。
そうした中で、国内で一貫生産でき、何かあればすぐ日本語でやりとりができるOEM拠点へのニーズの高まりも強く感じています。
これまでの当たり前が崩れ、目まぐるしく変化していく新たな時代に、
製造業もより一層寄り添っていかなければいけないと思います。
時代のニーズに応える技術の追求と、柔軟な生産体制の拡充で、私たち千石はそのためのひとつの選択肢になっていきます。